【片頭痛】(血管性頭痛)
頭の片側(または両側)が脈打つようにズキズキと痛む頭痛。起こる前に前兆があり、痛みは強く、4~72時間ほど持続し、体を動かしたり入浴したりすると悪化するのが特徴です。20~40歳代の女性に多くみられ、月経時やその前後に発症するケースも多くみられます。くも膜下出血などの重大な疾患を片頭痛と間違える危険性があるので慎重な判断が必要です。
★ストレス・精神的緊張(解放されたときに起こりやすい)
★疲れ
★アルコールの摂取
★寝不足(寝過ぎ)
★月経
★人ごみや騒音などの物理的な刺激
★天候の変化(気圧の変化)
後頭部、こめかみ、額を中心に頭重感や圧迫感または締めつけられるような痛みが発生します。片頭痛のように吐き気や嘔吐が発生することはなく、体を動かした際に痛みが悪化することもありません。痛みの強さは軽度~中程度で、日常生活に支障が出ることは少ないようです。
主な原因は、頭、首、肩の筋肉の緊張によって血行が悪くなることとされていますが、ストレスなどの神経的な緊張が引き金となることもあると考えられています。 なお、緊張型頭痛のある人が片頭痛を起こす混合型もあります。
★ストレス・精神的緊張(解放されたときに起こりやすい)
★ストレス(身体的・精神的)
★顎関節症(あごの関節の異常)
★長時間同じ姿勢でいる(うつむき姿勢など)
★運動不足
★眼精疲労
群発頭痛は左右どちらかの目の周囲からこめかみのあたり(前頭部~側頭部)にかけての激しい痛みと、痛むほうの目の充血、涙、鼻水、鼻づまり、まぶたの下垂などといった症状を伴うのが特徴で、痛みの発作が続けて1日に2~8回繰り返され、数日~3ヵ月ほどの間、集中して続きます(群発期)。男性に多いとされていましたが、近年男女差は無くなってきているようです。
★飲酒
★喫煙
★血管拡張剤の服用
★気圧の変化
緊張性頭痛の場合首や肩のコリをほぐすマッサージやストレッチを行う事で改善される場合もありますが、頭痛には重大な疾患が隠れている場合がありますので、下記の症状がある場合は速やかに病院を受診し、適切な治療を開始しましょう。
①今まで感じたことのない痛みがある場合
上記の①~⑥症状がある場合、重篤な疾患が隠れている場合がありますので、先ず初めに医療機関で精密検査をされることをお勧めします。疾患が見つかった場合には医師の指示に従い医療機関での治療を最優先に行いましょう。症状がおちつき、医師の許可があれば当サロンでも治療を行います。
東洋医学的な四診を行い証を立てて治療方針を決めて、上田式東洋医学総合治療、奇経治療、等を組み合わせて、患者さんそれぞれの身体のバランスを整えて、自然治癒力を高める治療を行って参ります。 また筋肉のコリをほぐすことで改善が期待できる緊張性頭痛には、局所の筋肉に対する鍼治療や、マッサージなども適宜行ってまいります。 辛い症状は放置せず、病院や当サロンにご相談下さい。