帯状疱疹の治療について

帯状疱疹の原因と、当院における治療の方針についてご説明いたします。


帯状疱疹とは

水疱瘡と同じウイルスによっておこる皮膚の病気です。身体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い斑点と水膨れが多数集まって帯状に生じます。多くの症状は上半身に現れ、顔面、特に目の周りにも現れる事があります。疲労やストレスなども発祥のきっかけになります。また、糖尿病やがん等の免疫力が低下する病気が原因になることもあります。

帯状疱疹の発生のメカニズム

帯状疱疹は、多くの人が子供の時に感染する水疱瘡のウイルスが原因で起こります。水疱瘡が治った後もウイルスは体内(神経節)に潜伏していて、過労やストレスなどで免疫力が低下するとウイルスが再び活性化して帯状疱疹を発症します。発症すると皮膚の症状だけでなく、神経にも炎症を起こし、痛みが現れます。神経の損傷が酷いと、皮膚の症状が治った後も、痛みが続くこともあります。日本人成人の90%以上はこのウイルスに感染していて、帯状疱疹を発症する可能性があります。

帯状疱疹の後遺症

神経が損傷されることで皮膚の症状が治った後も痛みが残ることがあり、3か月以上痛みが続くものを帯状疱疹後神経痛【PHN(ピーエイチエヌ)】と呼びます。【PHN】は「焼けるような」「締め付けるような」持続性の痛みや、「ズキンズキンする」痛みが特徴です。【PHN】になりやすい因子として、高齢者、痛みが強い、皮膚症状が重症である、等があります。

 

50歳以上で帯状疱疹を発症した人のうち約2割がPHNになるといわれています。また顔面神経やなどの脳神経の神経節から帯状疱疹を発症した場合、角膜炎・結膜炎・ぶどう膜炎などの目に関する合併症や、鳴り・難聴・めまいなどの耳に関する合併症(ラムゼイハント症候群)を引き起こし、重症化すると視力低下や失明したりすることがあります。

当サロンの取り組み

帯状疱疹は発見・治療が早ければ早いほど治癒のスピードも速く後遺症もほとんど残らなくて済みます。ウイルスの動きをいち早くストップさせるためには、早めの医療機関での受診と適切な投薬治療が不可欠です。まずは早めの医療機関での受診をお勧めします。帯状疱疹の発症には過労やストレスが深くかかわっており、これを解消することが治癒や後遺症を残さないために重要な養生となると当サロンでは考えております。

 

医療機関できちんとした投薬治療と並行して、過労やストレスを軽減させる東洋医学的な全身治療を当サロンでは行っております。脈診・腹診・を行い証を立てて、経絡治療・奇経八脈治療等行ってまいります。また、皮膚症状が治まってから、神経痛などの局所治療も併せて行ってまいります。3か月以上たっても痛みが消えないPHNにも東洋医学・西洋医学的局所治療と組み合わせて早く不快な症状が改善されるよう皆様に寄り添った治療を行ってまいります。まずはご相談ください。カウンセリングは無料です。

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