当院における足底筋膜炎の原因と、当院における治療の方針についてご説明いたします。
足底腱膜とは、足の裏の土踏まずを形成するとても頑丈な筋肉や腱の総称です。足にかかる衝撃を吸収するクッションの役割を果たしており、吸収した衝撃を利用し、蹴りだすエネルギーとして活用しる役割を行っています。
強い衝撃が加わるスポーツをしていたり、長時間歩き続けたり、立ち続けたりすることが主な原因で、繰り返し衝撃を与えることで足底筋膜が固くなり、足底筋膜炎を発症します。また、くつを替えたり、合っていない靴を履いてかかとが固定されていない、クッション性が足りないと、足底筋膜炎を発症しやすくなります。
足のアーチの崩れ
足のアーチが崩れ(ハイアーチ・偏平足)足底に不均衡なストレスがかかっている方は症状が出やすく、特に足裏にタコができている方は足にかかる体重が不均等であるため要注意です。
ふくらはぎやアキレス腱が固い方は足の踏み返しの際に足底筋膜に過度なストレスがかかる為症状が出やすくなります。
過労や加齢などの原因
運動などの原因
地面が固い場所での運動やスポーツは常に強い衝撃が足底に加わるので、足底腱膜が硬くなり炎症を起こす可能性があります。
足底筋膜に過剰なストレスが加わることで足底筋膜と骨の付着部に炎症が起きると、衝撃が吸収できなくなり、蹴りだすときのバランスが悪くなり、歩いたり走ったりするときの動作がしづらくなってしまいます。
当サロンでは、整形外科での受診・検査・治療を経て、どうしてもよくならない足底腱膜炎の治療をお受けしております。カウンセリングでしっかりと経過や症状をお聞きしてから、脈診や腹診などの四診を行い、東洋医学的な証を立てて、経絡治療や奇経治療などを含めた上田式東洋医学総合鍼灸治療を行います。
また必要であれば、足底腱膜やかかとの局所的なお灸での治療も効果が高いので実施いたします。 患者様の不快な症状をとるための最大限の努力をしてまいります。